4月25、26日のオランダ旅行でのグルメをご紹介したいと思います。
さて、「オランダ料理」と聞いても何のイメージも浮かばない人が僕も含め大半ではないでしょうか。ガイドブックにもどんな料理が特徴的とかいった説明は見当たらず、また、実際アムステルダムの街中を歩いても「Dutch Food」といったような看板を出す店も見掛けません。オランダ政府観光局のHPを覗いてみたところ、このように書かれていました。
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東京でもパリでもニューヨークでもオランダ料理店というのは聞いたことがありません。オランダ料理って存在しないのでしょうか?いいえ、そういうわけではありません。オランダ料理とは、フランス料理のようにレストランで気取って食べる料理ではなく、どちらかといえば、家庭で食べる田舎風料理なのです。
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つまるところ、誇るべき料理はないようです。
よく目にしたのがステーキハウスでした。Argentina Stake House、Uruguai Stake House、Brazilian Stake House等、なぜか南米の国々の名前が冠名として付けられている店が多かったのですが、繁華街に何軒も連なってあります。今回はその中で、「12.5ユーロでスペアリブ食べ放題」という衝撃的なオファーを掲げるスポーツ・バーを兼ねた店に入ってみました。ライツェ広場の一角にあります。日本でも展開しているアメリカのスペアリプ専門チェーンレストラン「トニーローマ」を連想させるジャンキーな味付けのスペアリブ、大好物ではあるもののさすがに400gも食べると満腹になりました。最後には苦しいくらい。代金分元を取ることが食べ放題の至上命題ですが、果たしてクリアできたのでしょうか。
ところで、アムステルダムには約6年半前の2002年12月に3ヶ月の貧乏旅行の途中で1度立ち寄ったことがあるのですが、その当時驚いたものとして鮮烈に記憶に残っているのが、スナック自動販売機です。街中にスナック自動販売機だけを店内に置くというスタイルの店がたくさんありました。ロッカーのようなスチール製の箱1つ1つにコロッケ、ハンバーガー、チキンスティック等が入っており、コイン投入口にお金を入れて取り出すというシステム。カロリーが高く腹持ちがよい上に、1個1~2ユーロ程度と安く、貧乏旅行中の身には大変有難かったことをよく覚えています。そこで今回も懐かしさから「FEBO」というスナック自動販売機のチェーン店に入ってみることにしました。コロッケを1個購入。衣は重たいし、中身はモサッとしているし、決してもう1個食べたいと思わないし、そしてお世辞にも美味しいとは言えない代物でしたが、不思議と満足感に浸ることができました。いわゆる「思い出の味」効果ですね。
アムステルダムの中華街にも足を運んでみました。有名な飾り窓地区に隣接してあり、もちろん横浜、ロンドン、ニューヨークのそれには及ばないまでも、それなりの規模を誇っていました。「南記食家」という店で焼き牡蠣とワンタンメンを注文。牡蠣は味噌ソースの味付けが濃くて牡蠣本来の旨みが消されているのが残念でしたが身がぷりっぷりで美味しく、ラーメンもワンタンがジューシーでなかなかのレベルでした。良い店でした。
チューリップとってもきれいですー!
私も週末にお花畑に行きましたが、
偶然そこにもチューリップ祭りが開催されていたようなのですが
もう終わってしまっていて、残念また来年!でという感じでした。
でもほかの花もきれいでしたよー。
もっといいカメラが欲しくなりました。
オランダ料理、この間出会ったオランダの方も
そんなことおっしゃっていたので、本当なんでしょうね。
でもワンタン麺がかなり美味しそう。
投稿情報: hitsuji | 2009-05-07 09:21
>hitsujiさん
おー、どちらのお花畑に行ったの?
是非是非デジタル一眼レフの購入をご検討下さい。
料理の写真のクオリティも格段に上がるよ。
オランダ人自身がそういうなんて。
重ね重ね、世界に誇る料理文化がある国に生まれて良かった。
投稿情報: Shibuya | 2009-05-07 15:32
なばなの里という近郊の
長島温泉関連施設です。知ってるかな?
http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/
ちなみにそのオランダ人の方は
日本食の研究をされているのですが
それも自国の食文化に飽き足らぬ故なんでしょうかねえ(って違うか)。
投稿情報: hitsuji | 2009-05-08 06:55
>hitsujiさん
なばなの里、初めて聞いたなあ。
長島温泉・・・、東京からだと少し行きづらいねえ。
オランダの食文化、研究対象として相応しくないかと。
って言ったらそのオランダの方、怒るかあ。
投稿情報: Shibuya | 2009-05-10 02:58